2018年10月14日

ドコモから楽天モバイルに乗り換える ~番号ポータビリティのやり方~

ドコモから楽天モバイルの格安SIMに乗り換えたときの手続きについて、同じく乗り換えを検討されている方にちょっとでも役に立てばと記録を残しておくことにしました。

楽天モバイルの手続き自体はとても簡単(サイトの流れに沿ってポチポチやっていくだけ)だったのですが、ドコモのサイト側でも事前の作業が必要で、そのやり方がちょっとややこしかったのです。

具体的には、楽天モバイルの申請に際しては、事前に現在契約している通信キャリア(今回のケースではドコモ)で「番号ポータビリティ(MNP)の予約番号取得」の手続きを実施し、予約番号とやらをGETしておく必要があります。

この予約番号を、後に楽天モバイルの申し込み画面で入力することになります。
その後、楽天モバイルの開通手続きが完了した時点で、自動的にドコモ側の契約は解約される仕組みになっています。(便利な世の中になったものですね!)


ドコモ側の予約番号取得手続きは街中のドコモショップでもできるのですが、混んでますし対面での引き留めとかはめんどくさいので、ここではもう一つの方法(My docomoの契約者サイトからの手続き)をご紹介いたします。


1.My docomo(https://www.nttdocomo.co.jp/mydocomo/)のページにアクセスしてログインします。

※ログインできないときは、携帯のdメニューからアクセスし、「ID/パスワードを忘れた方」的なところに行ってみてください。Wi-Fiを切ってドコモの通信回線でアクセスすることで、比較的簡単に確認ができます。


2.My docomoのページにログインしたら、画面上部のメニューから「契約内容・手続き」を選択します。

3.画面右のメニュー一番下の「ドコモオンライン手続き」を選択します。
(これがわかりづらかった・・・)

4.画面だいぶ下の方にある「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」を選択します。

5.開いた画面でしつこく長い引き留めをしてきますが、全部無視して一番下の
「解約お手続き」を選択します。(しかも押せるボタンなのにグレーアウトさせとる…)

6.このdポイントに関する画面は注意。
dアカウント(街中のお買い物とかで、dポイントカードやdポイントアプリでdポイントを使えるやつ)を作っていなくて、単純にドコモ携帯の契約内のみで
dポイントが貯まっている方の場合、ドコモの契約を解約すると、このdポイントは無くなってしまいます。

事前にdアカウントを作成しておけばドコモの契約を解約してもdポイントは残りますので、まだ作成していない方はこの機に実施しておくことをおすすめします。
dアカウント:https://id.smt.docomo.ne.jp/

dポイントに問題がなければ(dアカウントを既に持っている or この期にdアカウントを新規作成してdポイントを移行した or dポイントが無くなっても問題ない)、画面下の「上記注意事項を確認しました」にチェックを入れて、「次へ」を選択します。

7.次は解約に伴う事務手数料等の説明画面です。
内容を確認の上、画面下のチェックを入れて、「次へ」を選択します。
(格安SIMにすれば、この程度の事務手数料分はすぐに回収できます。)

8.次は携帯電話番号ポータビリティの予約番号、手続きについての記載です。
確認の上、画面下のチェックを入れて、「次へ」を選択します。

9.ここでドコモから最後の抵抗がありますが、気にせず画面下の「MNP手続きを続ける」を選択します。(「MNP手続きをやめる」の選択肢もちゃっかり設置されてる…)

ちなみにドコモをやめる気がない場合でも、ここまで実施して電話をかけることで(引き留めのための)割引が受けられたりといった特典もあるようなので、契約更新や機種変更などに際しては裏技として試してみるのもありなのかもしれません。

10.ここからようやく携帯電話番号ポータビリティ(MNP)の画面です。(長い…)
画面に従って必要事項(メアド等)を選択の上、画面下の「次へ」を選択します。

11.長く険しい道のりでしたが、やっと終わりが見えてきました。
画面に記載の内容を確認の上、「手続きを完了する」を選択します。

12.お疲れ様でした、完了です。画面に表示されている情報(受付日時・受付番号・携帯電話番号・ポータビリティ予約)はメモして控えておくか、スクリーンショットをとっておきます。これらは情報重要ですので、他人に漏れないようご注意ください。


なお、これでドコモの解約が完了!というわけではありません
これはあくまで「予約」手続きであり、解約になるのは新しい通信会社との契約が完了し、乗り換え手続きが完了したときです。そのときに自動的に解約となります。

また、画面にも表示されるようにこの予約には有効期限がありますので、早めに
次の通信会社との手続きを実施されることをおすすめいたします。
(期限にある程度余裕がないと新しい会社側での手続きが実施できないことがあります。)


ちなみに乗り換え先の格安SIMについては、私は楽天モバイルが断然おすすめです。

私のプランの場合、ドコモ時代は8,000円強/月もかかっていましたが、楽天モバイルにすることで2,480円/月にまで削減できました。さらに私は(楽天ヘビーユーザーにつき…)ダイヤモンド会員でしたので、1年間は1,980円/月となりました。
このランニングコストの差はかなり大きいです。

場所によっては電波状況・つながりやすさが(ドコモ回線を利用しているとはいえ)若干ドコモに劣ることがあるものの、高速通信の上限がドコモ時代は3GB/月だったのに対して楽天モバイルでは6GB/月に拡張できたので、コスト以外にもメリットがありました。

また、楽天モバイルの契約中は、楽天市場での買い物が全てポイント+2倍となります。(スーパーポイントアッププログラムの一環です。なお、この倍率は今後改定・廃止される可能性もあります。)


他のポイントアッププログラム(楽天カード、楽天銀行、楽天証券、楽天アプリ)と合わせて、私は常にポイントが最低でも+7倍となっており、その他のテクニック(5の倍数の日は楽天カードでの買い物が5倍、楽天ブックスで1倍、お買い物マラソンで買い回り店舗数に応じて倍率+などなど)と合わせていつもポイント10数倍以上で日用品等の買い物ができています

完全に楽天経済圏の思う壺にはまっていますが…自ら“あえてはまる”ことで、楽天のおかげでかなりお得な生活ができています。

(関連記事)【ふるさと納税】おすすめサイトは圧倒的に楽天!ポイントで“むしろ儲かる”裏ワザ


少し話がそれましたが、楽天モバイル自体が非常にお得であることに加え、楽天市場も活用することでお得さが文字通り「倍増」します。

この部分が他の格安SIMより圧倒的に優れている部分です。

ちなみに楽天モバイルの利用料自体も楽天ポイントで払えちゃいますので、日用品等の買い物と上手く組み合わせれば、ほぼ無料で携帯が使えている状態を作り出すことができます。


以上のように、格安SIMでは現状、楽天モバイルが断然おすすめです。
ぜひ一度プランをご確認の上、ご検討いただければと思います。



事前の番号ポータビリティ予約とは違い、手続きはとても簡単です。
画面に沿って対応していくだけですぐに申し込めます。