2017年3月22日

屋久島はバスで観光がおすすめ!16,600円の費用削減に成功


数年前(の5月)に屋久島へ行ったときに作った旅のしおり的なスケジュール表が出てきました。

レンタカーを借りると高かったので、バスで観光するプランにしました。
屋久島交通のバス“3日間乗り放題”のチケット(3,000円)がありました。

3日間レンタカーを借りる場合の標準価格と比べると、約16,600円の費用削減になりました。

ただ、バスの本数は少なく1本乗り逃すと致命的ですので、バスの時間に合わせて分刻みのスケジュールを作りました。
↓スケジュール部分を抜粋するとこんなイメージです。細かい…(^_^;A)


屋久島のバスはネットでルート検索とかできなかったので、細かい時刻表を見ながら作成するという昔ながらの地道な作業をしました( ̄O ̄;)
バスの循環タイミングに合わせて、効率的にいろんな場所を回れるよう選びました。

見返してみるとかなり細かい時間割ですが、結果的には完璧にスケジュール通りの旅行となりました。
(バスのダイヤは2014年当時のものを参照して作成しました。今はこの通りにはいかないかもしれませんのでご注意ください。最新の時刻表はリンク先等に掲載されています。)

移動も含めての3日間でしたが、屋久島はやはり素晴らしいところで、壮大な自然に包まれて心がすっきり、リラックスできました(^-^)

訪れた観光スポットについて、以下に簡単にメモっときます。
できるだけバス停の近くにある場所を選んでいるので、バスで観光する際のおすすめプランです。


 屋久島観光 1日目

1日目は9:30ぐらいに屋久島に到着した後、白谷雲水峡をはじめとするいくつかの観光スポットを巡りました。

屋久島空港

(最寄りバス停:空港)

屋久島空港に到着後、まずは敷地内にある観光案内所的な場所で、屋久島交通の3日間乗り放題バスチケット(荒川三叉路~荒川登山口間は除く)を買いました。
フェリーで行く場合は、宮之浦にある屋久島観光センターでも販売されているようです。
※現在も売られているとは限りませんので、利用される場合は事前にご確認くださいませ。(ご参考:屋久島観光協会

杉の舎

(最寄りバス停:空港)

空港のすぐ近くにあるお土産屋さんです。歩いて行けます。
屋久杉グッズなどの屋久島っぽいお土産がいろいろ売られています。
シャレオツで旅の記念にもなりそうな屋久杉のスプーンを購入しました(^o^)

安房・ホテルオーベルジュ

(最寄りバス停:安房、安房港)


1日目のメインイベントは白谷雲水峡(下記)でトレッキングの予定だったので、ひとまずホテルオーベルジュに行って荷物を置かせていただきました。安房という地域にあります。
小綺麗なホテルとは言えませんでしたが、ホテルの方々はご親切で、夕食は地元の幸をふんだんに使ったとても美味しい料理で満足でした(^-^)

安房には飲食店もいくつかあるので、ここでランチを食べました。
獲れたてで美味しい、名物の飛び魚を丸揚げでいただきました。
飛び魚ランチ

屋久島環境文化村センター

(最寄りバス停:宮之浦港)

屋久島についての博物館的なところがあり、気軽にぶらぶらしながら屋久島について知ることができました。
また、白谷雲水峡のトレッキングに向け、ここで飲み物を購入しました。

白谷雲水峡

(最寄りバス停:白谷雲水峡)

1日目のメインです。終バスの関係で、90分のトレッキングコースにしました。時間を見ながら、行けるところまで行って引き返す感じです。
一番奥地までは辿り着けませんでしたが、それでも十分すぎるほどの大自然に感動しました。絶対におすすめのスポットです。

森林を覆いつくす木々に遮られ日光があまり地面まで到達せず、そのために至る所に苔が生えており、“苔むす森”とも呼ばれています。
この白谷雲水峡はもののけ姫の舞台の元になった場所として有名ですが、本当にシシガミ様が出てきそうなぐらい、完全にもののけ姫の世界でした。こんな感じ↓

終バスでホテルオーベルジュに戻り、美味しい料理をいただきました。
夜は安房にある地元のスーパーに買い出しに行き、明日のトレッキングに向けた食料・飲み物をGETしました。


 屋久島観光 2日目

2日目は屋久島観光の定番、縄文杉トレッキングです。
かなり時間がかかるので、2日目はこれに専念するプランです。

縄文杉トレッキングコース

(最寄りバス停:屋久杉自然館 →(荒川登山バス)→ 荒川登山口)

推定年齢3000歳以上とも言われているかの有名な縄文杉を見るトレッキングコースに出かけました。荒川登山口というところから往復で8~10時間ほどかかるコースです。
そのため、4:50amにホテル発、6:00amから登山開始という朝が苦手なおかい♂♀からするととてもハードなスケジュールでした。

でも、その大自然の中に身を投じると、感動で眠気が吹っ飛びました!
長い道のりで結構疲れますが、これまた絶対におすすめのスポットです。


縄文杉トレッキングコースにはガイドさんがたくさんいて、ガイド付きコースも定番のようです。
私たちは体力的には問題なし(ただし、おかい♂が二人分の荷物を持つ(笑))だったのと、自分達のペースで気兼ねなく登りたいという思いから、ガイドは付けませんでした。
体力的に心配だったり、屋久島についてもっと詳しく知りたいという方は、ガイドを付けるのもいいかもしれません。


なお、縄文杉とは屋久杉の最長老さまの固有名詞です。
トレッキングコースの後半には、縄文杉以外にもたくさんの屋久杉に囲まれ霧がかっており、足元にも屋久杉の根っこが敷き詰められている、とても神秘的な空間が広がっています。

帰りはクタクタ、17時半ごろにホテルオーベルジュに着き、夕食をいただきエネルギーを補給した後、倒れるように眠りにつきました(-o-)zzz


 屋久島観光 3日目

15:45屋久島空港発の飛行機で飛び立つ予定だったので、3日目は回れる範囲でこれまで訪れていない島の南西・南方面を開拓するプランにしました。

大川(おおこ)の滝


(最寄りバス停:大川の滝)

いかにも癒し効果のありそうな、パワースポット的な効果もありそうな大きな滝です。
バス停から徒歩5分もあれば到着するという好立地でした。またバスが来る時間まで対岸の岩場に座り、水の奏でる音を聴きながらぼ~っと滝を眺めるのは非常に優雅な時間で、ばっちり癒されました(○´▽`○)

ボタニカルリサーチパーク

(最寄りバス停:ボタニカルリサーチパーク)

けっこうマニアックなスポットかもしれませんが、これまたバス停目の前の好立地です。
その名の通り、ボタニカルをリサーチしてるパークでございます。
売店では、地元カットフルーツのセットを無料で振る舞ってくださいました。

けっこう広くて、いろんな花や果実が栽培されています。
また、見晴らしのいい展望スペースもあり、そこからもう一つのパワースポット的な滝「トローキの滝」も見れてお得です!

安房

(最寄りバス停:安房)

またまた安房へ。ここでランチを食べました。

また、このタイミングでホテルオーベルジュに寄りました。
チェックアウト後も荷物を預かってくださったのでとても助かりました。3日間本当にありがとうございました!


そして屋久島空港へ向かいました。
屋久島の3日間、普段の生活とはかけ離れた世界に身も心も浸り、たっぷりリフレッシュできました(^0^)v