2017年3月23日

【ポケモンGO】“みずタイプ祭り”という何とも勿体ないイベントが開催中(2017/3/23~29)

ポケモンGOの「みずタイプ」祭りイベントが2017/3/23から3/29まで開催されています。
運営側の立場に立って考えてみると、何とも勿体ないイベントですが・・・みずタイプポケモンをGETするチャンスであることには変わりありません。
イベントの特典について以下にまとめました。

「みずタイプ」ポケモンの出現率アップ


「みずタイプ」祭りだけあって、みずタイプのポケモンが出現しやすくなっています。

普段出現しやすい水辺だけでなく、街中でも特にカントー地方(緑・赤のポケモン、ポケモンGOでも初めから出現してたやつら)の水ポケモンが普通にポコポコ出てきます。
また、水辺ではジョウト地方(金・銀のポケモン、途中で追加されたやつら)がポコポコ出てきます。

このイベントの特徴は、とにかくみずタイプなら出現率がかなり上がっていることです。
コイキングなんかは普段から大量発生していますが、普段なら水辺にだけごくまれに現れるスーパーレアポケモンのラプラスまで街中にたくさん出現します。

こんな感じでみずタイプだらけ。(ラプラスに腰掛けちゃってますが。。)

このみずタイプ祭り、運営側の立場に立ってみると、何とも勿体ない微妙な企画だと感じました。

これまで、ラプラスにはスーパーレアポケモンという価値が付いていました。
しかし今回のイベントでラプラスをばらまき過ぎたことにより、ラプラスの価値はグンと下がりました
お金を市場にばらまきすぎると、お金の価値が下がるのと同じ原理です。

ラプラス等のポケモンは実態のないゲーム上のデータに過ぎませんが、欲しいと思う人が多く、入手しづらいほど、その価値は上がります。
紙幣だって遊戯王のレアカードだって、材料はただの紙に過ぎませんが、価値がついているのと同じことです。
デジタル化が加速している現代、今後このポケモンGOにおける“ポケモン”のように、個々のデータの価値がどんどん上がってくることが考えられます。
ポケモンGOにはその先駆けとなれるポテンシャルを秘めていただけに、何とも勿体ないなと思った次第です。

今回のイベントはどんどん離れているユーザーを引き戻すための撒き餌だと思いますが、ラプラスまで出す必要はなかったのではないでしょうか。レア度がゼニガメやワニノコあたりのポケモンでも撒き餌の役割は果たせると思います。ラプラスの価値を保っておけば、今後様々なビジネスに活かせます。
個々のポケモンは重要な経営資源と捉え、それぞれの役割を明確にし、戦略的に展開していくべきでした。

極端な話、ラプラスが発生しやすくなる権利を特定のお店・観光スポットに販売すれば、それだけでビジネスになります。(もちろん売れば売るほど価値は下がっていくので、バランスを保つことが必要です。)
ラプラスがスーパーレアなポケモンであり続け、欲しいと思うユーザーがたくさんい続ける限りは、お店・観光スポット側にとっては、たくさん人々を呼び寄せるとても魅力的なサービスとなります。

なお先日、被災地支援のイベントでもラプラスがたくさん発生したようですが、それについては社会貢献の意味で大変有意義だった思います。
そういう時こそ、ラプラスのようなスーパーレアポケモンの出番なんだと思うんです。

・・・とブツブツ書きましたが、ラプラスをたくさんGETできるチャンスであることに変わりないので、細かいことはあまり考えず、今のうちにたくさんGETしておくこととしましょう(^_^A;)

コイキングの帽子に着せ替えられる


みずタイプ祭りのもう一つの特典として、主人公の着せ替え機能でコイキングの帽子が選べるようになりました。
コイキングがパクっとかぶりつく、インパクトのある帽子です。
カープファンにはうれしいイベント(??)かもしれません。


カープといえば、カープのロゴとコイキングがコラボしたグッズ(Tシャツ等)が売られていました。
ああいう異分野のコラボは斬新でいいなと思いました(^-^)