2017年9月8日

【PowerPoint】プレゼンがグッと引き締まる!たった5つの操作テクニック

魅力的なプレゼンテーションをするために最重要なのは、もちろん発表者のプレゼン能力(しゃべり・ふるまい等)ですよね。

その次に重要なのは、プレゼン資料の完成度でしょうか。
プレゼンといったら定番ソフトはPowerPoint(通称、パワポ)ですね。

プレゼン能力と資料があればとりあえずプレゼンはできるのですが、加えてちょっとしたPowerPointの操作テクニックを覚えるだけで、プレゼンがもっと“Cool”になります

以下に意外と知られていない5つのPowerPointの操作テクニックを簡単にまとめてみました。
ぜひ実際にPowerPointを開きながらお試しください(^-^)

(今回はWindowsでの利用を前提に書いてます。PowerPointのバージョンによっては一部実施できない操作もあります。)

 F5:プレゼンの開始

プレゼンを開始するとき、メニューを探して、「スライドショーの開始」的なのをクリックして…とやってると、遅いしちょっとダサいです。

キーボードのF5キーをカシャッと押せば、一瞬でプレゼンモードになります。
(初めのスライドが開く)

逆に、プレゼンモードから抜けたいときはEscキーを押せばOKです。


↓F5キーを押下


↓Escキーを押下



 Shift+F5:選択中のスライドを開く

F5だと初めのスライドから開きますが、途中のスライドを開きたいとき、プレビュー画面で対象のスライドを選択し、Shift+F5を押せば、そのスライドがプレゼンモードで開きます。質疑応答のときなんかに使えます。

特定のスライドを選択して…(ここでは3スライド目を選択)

↓Shiftキー+F5キーを押下



 Ctrl+L/P/I:レーザー/ペン/蛍光ペン

プレゼン中にCtrl+Lを押せば、マウスポインタがレーザーに変わります。
これで物理的なレーザーポインタは不要になり、今どきっぽいプレゼンができます。
(PowerPoint2010では、Ctrlを押しながらマウスの左ボタンを押し続けることでレーザーポインターになります。)

もう一つはCtrl+Pです。これをプレゼン中に押すと、マウスポインタがペンになり、手書きで線が引けます。これも今どきっぽいプレゼンに効果的です。
(PowerPoint2013以降では、Ctrl+Iで蛍光ペンにもなります。)


ちなみにCtrl+E消しゴムになり、Ctrl+A普通の矢印に戻ります。


 Alt→W→I:スライドの一覧を表示する

プレゼン終了後、質疑応答などの前に何気ない感じでスライドの一覧画面を表示すると、質問者がプレゼンの全体を振り返ることができ、対象のスライドを指定しやすくなります。
最後のスライドを出したままにしておくよりも親切で、最後までいい感じの印象でプレゼンを締めくくることができます。

Alt→W→Iの順でキーを押してもいいですし、マウスで画面下の方の「スライド一覧」ボタンをクリックしてもいいと思います。
一覧を表示した後、スライドを選んでEnterを押すかクリックすれば、そのスライドを開くことができます。



 数字キー+Enter:特定の順番のスライドを開く

プレゼン中に数字キーを押した後にEnterを押せば、その数字の順番のスライドへ一瞬で飛べます。

矢印キーをカシャカシャと連打したり、いったんプレビュー画面にしてマウスホイールをクルクルして目的のスライドを探している様子は、ちょっとダサいですよね。

数字キーで一瞬で飛ぶと、かなりCoolです。
(スライド番号を覚えていれば最強ですが、スライド一覧の手控えを持っておいてもいいかもしれません。ちょっとズレたとしても時間短縮にはなります。)

例えば7スライド目が表示されている状態から…


↓「3」キーを押した後、Enterを押下

一瞬で3スライド目に飛ぶ!


以上、これら5つのテクニックを覚えるだけでも、プレゼンの印象はだいぶ変わると思います。

パワポには他にもいろいろ細かいショートカットキーがありますので、マスターしたい方は調べてみてください^^

(ご参考)Microsoft社のサイト
https://support.office.com/ja-jp/article/ショートカット-キーを使用してプレゼンテーションを行う-1524ffce-bd2a-45f4-9a7f-f18b992b93a0