みかんの剥き方は色々あれど、理に適った“通”のみかんの剥き方、それが正統和歌山むき(以下、和歌山むき)です。
まずは和歌山むきとはどういうものか、以下の動画で紹介されているのでご覧ください。
(当動画はみかんの聖地 有田のJAありださんが投稿されているものですので、当動画では「有田剥き」として紹介されています。)
今回はこの和歌山むきの基本的な特長4点について、以下でご紹介いたします。
1.圧倒的なスピード
メリットはほぼこれです。もう他の特長は読まなくていいかも!?(^_^A;)
上記の動画では説明のため丁寧に剥いていますが、本気で剥けばもっともっと速く剥けます。
人やみかんの個体により当然差はありますが、練習すればむかんを剥く時間を1/5以下に短縮することも可能です。
和歌山むきを習得した後、いわゆる普通の剥き方をしている人と皮剥きの速さを競争したら、負けることはありません。面白いぐらい圧勝します。
後は和歌山むきの使い手同士で、更なる速さを求めて競うこととなります。
2.ちょうどいいサイズ
そのため、上記のスピードとも相まって、早食い(フードファイト)にも適した剥き方です。
もちろん、じっくり味わって食べるのもよしです。
※和歌山むきの基本は4分割ですが、3分割等の応用技も存在します。自分にとってちょうどよいサイズに調整するとよいです(^o^)
3.美しさ(後片づけしやすい)
達人にもなれば、上記のスピードだけでなく、剥いた皮の美しさ、すなわち芸術点でも競うことになります。
4.(ちょっとした)保存性
とはいえ割ってしまっているので、早めに食べるに越したことはありませんが(^_^;)
みかんではあまり使う機会はないかもしれませんが、八朔とかではそれなりに使う保存法です。
みかんが美味しい季節ですので、公式球(和歌山産のみかん)を買って、ぜひ和歌山むきにぜひチャレンジしてみてください!