先日、賃貸物件を選ぶ際に注意すべき7つのポイントを挙げました。
これらのポイントを踏まえた上でいろんな物件を見ていくわけですが、なにしろ注意すべきポイントが多いこともあり、見れば見るほど比較が難しくなり、決められなくなります。
そんなときに役立つのがマトリックスです!
マトリックスによる賃貸物件の選び方(基本編)
以下の表1のように、物件毎に7つのポイントの評価をまとめます。
さらに、評価によって総合得点を算出し、比較します。
○: いいね!(+1点)
△: どちらともいえない(0点)
×: う~ん…(-1点)
この例の場合、周りと比較して高得点を獲得した物件Bか物件Eが候補となります。
ただ、物件Bか物件E、どちらにしようか結局決めかねます。
そんなときは、次の応用編を活用します。
マトリックスによる賃貸物件の選び方(応用編)
基本編だけでは限界があります。
そもそも、全てのポイントを単純に横並びで比較している点が微妙です。人によって重要視するポイントは異なるからです。
表1の例で高得点を叩き出した物件Bと物件Eですが、例えばコストでいうと他の物件に劣っています。「家賃にお金をかけたくないから、割安の家に住みたい!」という人にとっては、優れた物件とは言えなくなります。
そこで、重み付け を活用します。自分が重要視する部分に重みを付けるのです。
例えば私の場合、セキュリティと交通の便を特に重要視して物件を選びましたので、これら2項目の得点に2倍の重み付け(○:2点 △:0点 ×:-2点)をしました。
すると、表2のように得点が変動します。
結果、物件Bの圧勝となりました!
賃貸物件の選び方に限らず、複数の選択肢から何かを選ぶ際はマトリックスによりスッキリ解決することがあるので、ぜひ活用してみてください(^-^)v